THE PRETENDERS は本当に格好良いバンドだ
THE PLATTERS の55年のヒット曲 ‘THE GREAT PRETENDER’ がフェイドアウトしていく中
Chrissie Hynde の a, one, two, three, four なんて聴いてしまうと鳥肌が立ってしまう
プリテンダーズを聴いて起こる胸の辺りの、何て言ったらいいのだろう、上手く言葉にできない感覚は
50年代〜60年代の前半、細かく言えば62年まで
(62年の秋には、ビートルズが ‘Love Me Do’ でデビューするからね
それまでは、まだ50年代の雰囲気を引きずっていたように思う。)
の好きな曲を聴いたときに起こる感覚と同じものだ
そして、それはいつも僕を初心へと引き戻していく
「デザインからの解放」
Tシャツにプリントしたり染めたり
デザインしているじゃないか
と言われそうだけど
こう作ればこういう人たちに気に入ってもらえそう
そんな計画をしない
企画をしない
という、デザインしないという意味
それはそれで上手くいけば楽しいのだけど
メーカー時代に十分経験させて頂いたしね
でも、なかなかそこから抜け出すのは難しいようで
コンティニュームとして自由にやってはいるけれど
頭の中のどこかで、やっぱり計算してるな
それを一切排除して、純粋に作りたいものを作りたい
今年、その出だしとしては、まずまず好調かな
その満足度と売上は比例しないだろうけどね
でも、それも悪くない
コンティニュームのTシャツを掲げて、未開の地へ
そもそも、それが目的なわけだし
もっと自分を信じてやろうって気持ち
明日と明後日は、コンティニューム展が開催中の「ひなび」に在廊です。
残り二日ですが、足りていないものを染めて
只今コインランドリーで、これを書いている。
Tシャツを乾燥機にかけるの?
かけます。
やってはいけないと思っている人が多いかもしれないね
けっこう縮むし、生地を傷めるかも
でも、オーガニック・コットンはしなやか且つ強靭な繊維です
乾燥機にかけると縮んでふっくらと
だから「吊り編み機」の職人さんには
縮んで狙ったサイズになるように大きめに編んで頂いているのだ。
あっ、
これはデザインしてるな
‘CONCERTS FOR THE PEOPLE OF KAMPUCHEA / カンボジア難民救済コンサート’ での
Brass in Pocket
腕を使うわ
脚を使うわ
身体を使うわ
踊って見せるわ
指を使うわ
私の想像力を使うわ
だって私は貴方に知って貰いたいの
私みたいな女は他に居ないって
私は特別なの とても特別なの
貴方の気を引きたいの
さあ 私を見て
クールで、ときどきキュートだね
クリッシー・ハインド