秋が近づいてくる
質を高めることは必ずしも足し算ばかりではない
Message
丁寧に説明するのも一つのやり方だろう
何かヒントを投げかけて
あとは解き放つ
それも良い
2018年をどう過ごすか?
ハイウェイを走る(自由の)ための鍵
は空に浮かんでいる
Robert Johnson
は61号線と49号線の十字路で悪魔と何を取引したのか?
Charlie Mingus
はラディカルな音楽家だ
黒人とインディアンの混血児
人種差別・偏見と闘う彼のWORKSHOP(仕事場)
はどんな風景だったか?
そして彼もまたメキシコに慰められた男の一人
キューバ、或いはバハマ国ナッソー
嘗て Eric Clapton は ‘Another Ticket / もう一枚の切符’ を手に入れ NASSAU に向かった
そして、その切符には「乗換え不可」と書いている
あれは良いアルバムだ
第六十六号国道 Route66
は逃亡する人たちの道
だと John Steinbeck は「怒りの葡萄」に記す
これはまるで旧約聖書の「出エジプト記」
主人公 Tom Joad の名
はその7文字で絵になるな
古代文明の神秘性
もまた気になってきた
カラスは気になる鳥だ
日本に於いては、神武天皇を熊野国から大和国への道案内をした鳥
で NORTHWEST カナダ西海岸辺りの先住民にも神聖視される鳥
でその鳥は真っ黒なのだ
死神は守り神なんじゃないか?という考え
が突然やって来る
突然でもないか
イングマール・ベルイマンの「第七の封印」を観たからだ
下りてくる 降ってくる
と言う人がいる
が僕にその神憑り的な経験はない
50年代アメリカ
をどう描く?
はまだ始まったばかり
で Mark Rothko
や Georgia O’Keeffe
に影響を受けていることを隠さない絵
と
Jackson Pollock
はもう少し先にいる
破壊神Shiva の額には三本の線がある
がそれは「破壊・維持・創造」のことか?
知っている人がいたら教えて欲しい
何年かに一度の破壊欲
創造のための破壊
秋は心身共に危険な季節だけど四つの季節の中で一番好きなのは生まれた時だから?
偶然に壊れたエアコンが夏の養生を僕にもたらす
もしこれで喘息が出ないのならば毎年暑さに耐えるけどね
只今実験中
そして僕の精神はどんどん遠くを彷徨い始める季節
Echoes
ポンペイ遺跡での演奏
美しい漂うようなメロディライン
先日、三宮で知的そうな青年が Dark Side of The Moon のTシャツを着ているのを見た
とても似合っていて格好良かったのだ
う〜ん、あのアルバムのアートワークを上手くパロディにできないかな?
もちろん
オマージュとして
頭上には空中でじっと動かず 止まっているアホウドリ
逆巻く波の迷宮と
サンゴの洞穴の奥深くからは
はるかな時の木霊が
砂にそよいで届いてくる
そしてすべては深い海の色
誰も陸の方向を教えてくれなかった
誰にも現状が把握できなかった
その時何かが動き何かがもがいて
光に向かって進み始める
街を通り過ぎる見知らぬ者同士の
目と目が偶然に合う
するとぼくは君でありぼくの目に映るのは自分
ならばぼくが君の手をとり
この地を案内してあげれば
ぼくの最良の手助けとなってくれるのか
誰も進めと声をかけてくれない
誰も引き止めようとしない
誰も口をきこうともしない
誰も危険をおかさない
晴れ間が毎日続くと 君がぼくのめざめに訪れて
このぼくに起き上がれという
壁の窓から
太陽光線の翼に乗って
まばゆいばかりの朝の使いが訪れてくる
誰もぼくに子守歌を歌ってくれない
誰もぼくを眠たくしてくれない
ぼくはだから大きく窓を開けて
空の彼方の君に呼びかける