もう随分と前のこと
自分らしい絵の描き方は一体何だろうと
油彩画を含め、水彩画などにも興味を持ち
いろいろと試行錯誤をしていた時代
そんなときにエジプトの石碑などに刻まれているヒエログリフに心を奪われた。
単にデザインとしてクールだと感じたし、古代エジプト文明にも惹かれる神秘性があった。
その中でも特に気になったのが「ホルスの目」と呼ばれる代表的なシンボル
「ホルスの目」についての詳細は省くが、
(ここで言いたいことは、その意味ではない。)
深く調べていくうちに、それは「松果体」を図式化したものだと知る。
松果体
脳に存在する小さな内分泌器
概日リズム(つまり体内時計のこと)を調節するメラトニンを分泌する器官
「我思う、ゆえに我あり」
哲学史上、最も有名な命題かなと思います。
考える主体としての自己(精神)と、その存在を定式化した哲学者ルネ・デカルト
彼は松果体を「物質」と「精神」という二元性を繋ぐ重要な場所であると考え、
生涯をその研究に費やす。
オシリスの杖の先
他にも、
ヒンズーの神
ケツァルコアトル
ローマ神話のバッカス、ギリシャ神話のディオニソス
ローマ法王の杖にも
松ぼっくり
松果体は思春期を過ぎる辺りから石灰化が進み
本来の機能を果たさなくなる
霊感ということ
子どもが大人よりも敏感なのが頷けるかなと
石灰化の主な原因はフッ素です。
歯磨き粉に含まれていたり、それでコーティングされたフライパンなどもありますが、
人体にとって、フッ素は猛毒らしいですよ
松果体
つまり’Third Eye/第三の目’
二つの眼球は、その補助に過ぎない
的確に映像として捉えたいとき以外、あまり使うことがないです。
眉間の少し上
おでこの凹んだところ
に、それは在ります。
CONTINUUMを名乗る前
僕が描いた絵には
‘Eye In The Sky’
と、記しておりました。