2週間に亘る「CONTINUUM at SISAM gallery 岡本」が一旦終了しました。

店内にギャラリースペースができたので、是非!と声をかけて頂き、

コンティニュームのアトリエ’TEATRO’のすぐ近くとは言え、

初めての場所での開催

 

「近さ」を利用して、売れたTシャツを毎日チェックし、その分の追加制作を夜毎できたことも良かったな

やり切ることができたと思います。

街中がSALE一色というシチュエーションで、決して安くはないTシャツ、スペシャルな時を除いて、決してディスカウントはしないTシャツが沢山の方の手元に旅立っていったこと

それは大きな自信となって僕の元へと帰ってきた。

名もない僕が作る、そのTシャツを買って頂けるという奇跡

が、これを当たり前と思わず’MIRACLE’だと、ずっと感じ続けることが大切なんじゃないかな?って

そう思う

 

2010年にスタートし、ここまでのTシャツ制作を通して自己表現を精一杯やってきた。

が、まだまだこんなものじゃないよ

って、やっと言おうと。笑

棚の上に上げている荷物があるから、それを一つずつ下ろして紐を解いていくのだ。

Hand Stencil Printing / Mid Century Series

も、そのうちの一つだし

アイデアはまだまだある

5年先10年先を見通した生き方は、僕には難しいのだけど、

次の一年を、どう楽しく生きるのか?

が、少しずつ見え始めて

もっともっと ‘HARD CORE / 妥協のない’ もの作りを始める時がやって来た!と感じています。

ここでもその背景に在るものを紹介していく予定です。

 

I got the key to the highway

 

ここ最近、「鍵」という言葉が頻繁に僕の目の前に現れる。

Big Bill Broonzy が作ったと言われているが、それも定かではない古典ブルーズ

が、多くの BLUES MAN に愛され歌われ続ける不思議なブルーズ

 

ハイウェイと聞けば、日本人が想像するのは、お金のかかる高速道路かも知れない。

が、本来は街と街を繋ぐ幹線道路のこと

その道を走る「鍵」を手に入れた

そんな歌だけど

当時のアフリカ系アメリカ人が、移動することすら厳しく制限されていたことが歌われている。

届出なしに引越したら逮捕ということもあったのだろうね

歌の中では、その面倒な手続きも済ませ、自由の為の鍵を手に入れたんだって

そして、山の上に見える月が行く道を明るく照らし、僕はもう迷わないって

そんな歌詞

この風景を描こうと思う

 

コンティニュームとしては、次の扉を開ける鍵を手に入れた

そんな感じかな

 

BLUES という音楽を明るい場所へと導いた巨星

B・B・KING に改めて敬意を表し

 

Rest In Peace

 

そして

ありがとう

SISAM gallery 岡本

 

今、僕は

次の場所 大阪南堀江へと向かう電車の中

 

Share Your Thought