”Organic Cotton Hand Knitters”

嬉しいことに”Beanie”が好評を頂いています。

極々普通の縄編みのニットキャップなのですが、その好評の要因は、おそらく

使っている「糸」にあるのかなと思います。

ガラ紡と呼ばれる古い紡績機を稼働させる工場が、愛知県に2,3軒のみ残っています。

古いが故に、限りなく手紡ぎに近い風合いがあります。

それに加えて、使用している綿が”Noil/落ち綿”ということもあるでしょう。

大切に育てられたオーガニック・コットンを最後まで使い切るという意味で素晴らしい「糸」です。

僕は完全に、この糸に惚れてしまいました。

実際に被って頂ければ実感できるのですが、その心地良さ軽さは最高です。

今、お二人の編み手さんに活躍して頂いてますが、編み上がって来たと思ったら、すぐに手元にはストックがないという状況で。

嬉しい限りです。

”The Handworks”

手作りの良さを伝えることも、コンティニュームのコンセプトの一つなので、編み手さんに納期を迫るようなことはしたくない。

なので、編み手を増やすことを考えていた。

Tomoknit

「八方美米」主催のTANBO Fes 2016 で再会を

コンティニュームを始めた当初、いつか一緒に何かやろうって声をかけたきりになっていた。

そもそもの出会いは、前に勤めていたメーカーでbuyingをして頂いていた。

和歌山にあったお店の屋号は「ポング屋」だったかな?

間違っていたらゴメンね

約束が実現して、とても嬉しいよ!とE-mailを送った。

「大昔に、長野で誕生日を祝ってくれたときからの、この展開は嬉しいです!」と返事が返って来た。

そうか!

そのときから、このコラボレーションは始まっていたんだな。

 

長野県美麻村

 

長野と言っても、すぐそこは新潟県という山の中の村ですが、

隣町に吸収されるということで、美しい村の名前「美麻」を守ろうという村興し「麻まつり」に参加したことがある。

そこにも彼女が来ていたというわけです。

 

「大麻」と聞けば、驚く人も多いでしょうが、麻は日本古来から伝わる文化です。

例えば、神社の鐘の綱「鈴緒 / すずのお」というのかな。

あれは大麻でできています。

神様のものは麻と決まっているのです。

他には、七味唐辛子には麻の実が入っています。

数えだしたら切りがないので、この辺で。

神社即ち神道に繋がるものとして、戦後GHQによって禁止されたわけですが、太平洋戦争以前は当たり前の文化だったので、それほど昔の話ではないのです。

Tシャツを主とする”CONTINUUM”の傍で、

CONTINUUM ‘HEMP’ というラインもある。

今のところ、靴下だけですが。

同じ天然繊維である大麻を使用しているのは、日本の伝統文化が復興すれば良いなという気持ちもあって。

長くなりましたが、そんなコアな祭りで会っているのだから「縁」があったのでしょう。

これからも良い「ものづくり」を一緒にやっていこう!

「麻まつり」に呼んでくれたのは、アメリカ村の老舗中の老舗タメルの姉さんだったかなと。

お互い、そうだったのかも?

姉さんのお葬式では、この歌の大合唱になったと後から知った。

行けなかったけどね。

 

遂に、此処でこの歌の登場となりました。

 

ありがとう

 

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