Bruce Springsteen & The E Street Band
2枚組のアルバム”THE RIVER”をリリースした1980年のライブ映像
場所はアリゾナ州Tempe/テンピ
Cadillac Ranch / Hungry Heart / Sherry Darling
子供の頃は、きっと歌の内容は違うんだろうなと思いつつ、long and dark, shiny and blackって、まるで棺のようだと思った。
棺桶に乗って人生を疾走するなんて、なんて格好いいんだってね。
それが ”Cadillac Ranch” を初めて聴いたときの感想。
何かを始めるには、満たされない気持ちさえあればいい。
これも勘違いでね。
ちょうどこの頃、スプリングスティーンは結婚したばかりで、誰もが満たされない思いを持っているから、帰る家が必要だって、少し英語が分かってきてから知ったんだ。
でも何かを始める始めなければという気持ちになったことは事実。
これが僕の ”Hungry Heart”
で、実は何かを始めることは簡単で、終わらすことの方が難しいと40を過ぎて感じ始めた。
先輩たちには、まだ人生を語るのは早過ぎるぞと叱られそうですが、
最期には「いろいろあったがすべてが最高だった。」と言いたいからね。
今から、考えておきたい。
そして ”Sherry Darling / 愛しのシェリー”
オーガニック・コットンのTシャツと言えば、そのプリントの柄は、優しい雰囲気のものを想像されると思います。
なのに、コンティニュームは…
売れるものではなく、世に問うものを作りたい。
そんな想いから始まったのですが、3年で一人前になる計画は、6年目のシーズンが過ぎることに。
まぁ、完全に世の中をなめていたわけです。
それでも ”not fast” という理念は変わらないし貫きたいと思う。
実際、オーガニック・コットンの栽培は大変でね。
とくに収穫には時間がかかる。
すべて手摘みだから。
で、劇物を使うことになってしまったんだろうけど。
企業にとって農家の人々の健康は二の次というわけです。
Tシャツへのステンシル・プリントも染色も、いちいち時間がかかって、そりゃ生産性は悪いのだけど、
すべては ”fast / 速い” ことへの反抗なのです。
あと1年と数ヶ月
2018年の春を目標にしたい。
その為には、今年以上の成果が必要だけどね。
だけど、まだまだ身体は動くはずだから。
a last chance power drive / 疾走する最後のチャンス
”Born To Run”
この歌は間違わずに理解できていた少年時代。