久しぶりに絵を描いた。

Tシャツのデザインの為ではなく、絵画。

Products/商品 ではなく「絵」の展示を、いつか実現したいな。

光・光線・明かり・灯り

人の意図、思惑

そんなものが介在しない、ただ自然に在る輝く「もの」や「こと」

自然と言っても田舎という意味ではなく、何処にでも在るはずの、何処にでも在るべきの、

ということ。

 

”Shadows and Light / Joni Mitchell”

もう随分と前になるけれど、この曲を怖いと彼女は言った。

そして、おそらく僕も同じ怖さを感じた。

きっと、それは

真実を知ってしまう恐怖

まだ未熟な自分と真実の間にある大きく深い溝に落ちてしまうような。

今なら聴いても大丈夫なんじゃないかな?

沢山の経験をしただろうしね。

僕も聴き続けて、この詩の意味を理解しつつある。

10年後には、また違った心持で聴くことができるだろう。

 

Joni Mitchell がアルバム ”Shadows and Light” の冒頭で、続けて録音したのは、

Frankie Lymon & The Teenagers の ”Why Do Fools Fall in Love”

「どうして愚か者は恋に落ちるのか?」

 

絵という絵には影がある

そして 影には光の源がある

明と暗 明と暗

恩人の恐ろしさ

寄生虫の有難さ

明と暗 明と暗

無情の悪魔は 悉く脅かされ

喜びの悪魔は 引く手あまた

世に絶えざる 掟という

目に見えぬ悪魔が司る

明と暗 明と暗

 

貸し切りのサロンでくつろぐ日焼け族

ランタンの光に照らされた青白い炭鉱夫たち

それはまるで

昼と夜 昼と夜

大統領閣下にほくそ笑む 人身御供

地下鉄に走り書きされた自由

それはまるで

昼と夜 昼と夜

無情の神は 悉く脅かされ

喜びの神は 引く手あまた

世に絶えざる 掟という

目に見えぬ神が司る

昼と夜 昼と夜

 

批評家たちが言葉巧みに

決定を下す 物事の白と黒

正しいと言い

誤りと言い

世の基準に迫られ

また喧々囂々なる それぞれの理想におされ

正と誤を求む

無情の者は 悉く脅かされ

喜びの多い者は 引く手あまた

法の看守が 壊れたきりの掟を携え

司る 正と誤

正と誤

正と誤

 

 

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