Led Zeppelin の ”Stairway to Heaven / 天国への階段”
予言のような、
或いは、ただのドラッグソングだと言う人もいる。
解釈はいろいろです。
とても抽象的な詩だからね。
僕には、物質文明への警告に聴こえるので、一度ここでこの歌について書きたいなと思っていた。
不景気というよりは、富める者とそうではない者の格差が大きい時代というのが正しいのかな?
一時、僕はフェアトレードというものに対して懐疑的な立場だったことがあるのですが、
「ああ、この事業は世界規模で貧富の格差を縮めるための仕事なんだな。」
と、いうところに着地してから、コンティニュームの周りにも沢山のフェアトレーダーがいます。
僕はコミュニストではありませんが、
もう少し、みんなの収入が平均に近付けばよいなとは思いますし、そう考える人の数も多いのでは?
とは言っても簡単に世の中が変わることはないでしょうから、
お金がないとは言え、生活はできているという先進国の僕たちは、
お金をあまり沢山持たないことの美学をポジティブに追求することを楽しむのも良いのかなと。
「偶然は必然」
環境の悪化と経済格差
それに抗うような ”ORGANIC” と ”FAIRTRADE” という分野
どうせ買うなら納得のいくものをと考える人も増えただろうし、
それが環境に配慮したものだったり、フェアトレードだったり、
ゆとりがあれば、こうはならなかったような気がします。
買うことで知るということも楽しいものです。
個人的な興味は50年代の音楽から始まり、60〜70年代のカウンターカルチャーへと。
僕のリアルタイムは80〜90年代だし、
その後はファッションの仕事を通じて、時代に必要とされる ”ORGANIC” を就職したメーカーで知り、今コンティニュームでも、それをテーマにやっている。
昔から全く変わらないなぁという50’sな先輩もいて、その「変わらなさ」に憧れたりもする。
僕は何だかまとまりのないような感じだけど、
考えてみれば、そのどれもが何かに対するカウンターカルチャーだ!
ぐるっと一周回って、今が50’sに還るときだって感じています。
とか言いながら、今日はレッド・ツェッペリン
光り輝くものはすべて黄金だと信じている貴婦人がいる
彼女は天国への階段を買うつもりなんだ
彼女は知っている
そこに辿り着いたとき
店が全部閉まっていようとも
ある言葉で望みは叶えられると
壁にサインがあるが
でも確かめずにはいられない
なぜなら、ほら、時に言葉には二重の意味があるだろ
小川の側の木で鳥が鳴いている
時には僕たちの考えなど確かなものではないのさ
ああ… それは僕を不思議な気持ちにさせる
西を見れば、ある感情が湧いてくる
そして、僕の魂は去りたくて叫びをあげるんだ
立ち尽くし見ている人々の声と
木々をすり抜ける煙の輪を見るように
もし、僕たちがすぐに決断するのなら
笛吹きは真理へと導いてくれると囁いている
そして、長く立っていた人たちに新しい夜明けがやって来るだろう
森には笑い声がこだまする
もし、君の家の生垣でざわめく音がしても、通報しちゃいけないよ
それは5月の女王のための春の掃除なんだからね
そう、君が進むことのできる道は二つある
でもね、長い道のりだから、道を変える時間はまだあるんだよ
君の頭はブンブンいってるね
笛吹きが一緒に加わらないのかと、君を呼んでいるのが分からなければ
その音は消えない
お嬢さん、風の音が聞こえるかい?
君の階段は風の囁きに横たわっていることを知ってるかい?
曲がりくねった道をゆくとき
僕たちの影は魂よりも高い
そこには僕たちみんながよく知っている女が歩いている
彼女が白く輝き、どうやったらあらゆるものが金に変わるのか教えたがっている
よく耳を傾ければ、その調べは最後には君にもやって来る
すべてはひとつ ひとつはすべて
ロックにはなれるが、ロールはしないその時に