姫路夢前に在るリラクゼーション・スペース”Carote”での企画展「豊かな暮らし展」も終了しました。

此処でもまた沢山の人と出会い、嬉しい限りです。

 

主催者の彼が、田圃で玄米を作り畑で野菜を育てる傍らで、CDをリリースするとは、一体どういうことなのか?

気になっていたにも関わらず、毎回買うのを忘れてしまい、しかし今回は搬出作業の途中にしっかりと思い出しましたよ。

やっと手に入れることができたというわけです。

MIXは”Altz”によるもので、聴けば好きな感じのアンビエントです。

静かな揺らめきの中にも、しっかりと強弱、伸縮があり、しばらくはどっぷりと浸かって楽しみたい音楽です。

「微生物の旅」と名付けられた、この作品の音からは、しっかりとそのイメージを形作ることができます。

いかにも土の中をよく知る彼らしさが滲み出ている作品だ。

そしてディスク面の周囲には、彼の仕事に対する姿勢、暮らしに対する姿勢、即ち生き方が、力強い詩となって刻まれていた。

そして、彼の仲間たちの名前が続いてゆく。

そうか、そういうことだったのか。

君が作りたかったものは。

 

感謝と共に、光栄ですと伝えた。

返事は「同じ船に乗ってたってことです。」と

ありがとう

旅を続けよう

そうすれば、船も少しずつ大きくなってゆくだろう。

この旅は何処かを目指すというよりも、帰ってゆく

そんなイメージを持っているよ

忙しく生活する中で失ってしまった何かを取り戻す旅だ。

ロッドの”Home Again”と歌う姿も痺れるな。

CONTINUUMの姿勢も、いろいろな言い方ができるけど、

”not fast”

これだけで良い気がしてきたよ!

 

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