14日から始まっているfarmhouse cafeでのShop in Shopへ向けてバスに乗り込みましたよ。
7時間はあるロング・ドライブなので、久しぶりにゆっくりとブログでも書いてみようと思う。
ここ最近の出会いについて
宝塚の小林という町を盛り上げて行こうというベンチャー企業があってね。
その取り組みの玄関としてのカフェがあるんだけど、共通の友人が店長と繋いでくれたんだ。
と言っても彼とは、何だか初めて会ったという感じでもない。
地元の篠山で食堂を営んでいるときから気になる存在だったし、どうやら向こうもそうだったみたいでね。
初対面のわりには、いろいろと話せたんじゃないかな。
いつものように、音楽・映画・旅の話など。
そんな話の中で、彼は料理人らしく魯山人を引用して「献上の美学」ということを僕に教えてくれた。
作ることは得意だが、売ることが苦手な僕にとって、その話はちょっとした収穫だった。
販売員としても働いてきたけど、他人が作ったものは、そのプロダクツを褒め、どれが似合うのかをアドバイスできる。
だが自分が作ったものを自分で売るとなると、いろいろなことが難しい。
説明はするものの「これいいでしょ」となかなか言えないもので。
献上とは?
下から上に。
やるべきことはすべてやり、その上で「もし良ければ。」ということなのだろう。
僕はそう理解した。
何だかスッキリ。
僕がしてきたことは案外、的外れでもない。
そのカフェの名前は”DOOR”
昔から絵を描くにあたって、気になるモチーフに扉・門・橋などがある。
どれも「何か」に「届く」或いは「辿り着く」ための通り道。
それは「物」かもしれないし「人」かもしれない。
メキシコで知った”EL PASO / 通り道”という言葉に惹かれて、そんな油絵を描いたこともある。
此処ではない何処かへ行くことは、誰でもエキサイティングに感じることだと思う。
これからもCONTINUUMと共に、沢山の扉を開き、沢山の門をくぐり抜け、沢山の橋を渡って行きたいな。
「来たる者拒まず、去る者追わず」をポリシーに生きてきた。
きっと、これから出会う人たちだってそう思っているに違いない。
それが「縁」というものだろうね。
farmhouse cafe の次は地元神戸の元町でのShop in Shop
開催場所となる”NAVY SALT STORE” と珈琲染めのための出し殻を提供して頂くことになった”ROUND POINT CAFE” は近所でね。
先日、ROUND POINT CAFE に赴いた際、「近所でやるよ!」って言ったら、ご挨拶がてらフライヤーを頂いて、うちでも宣伝しますよって。
何というナイスガイなんだ!
それに、CONTINUUMを通して誰かと誰かが知り合うというのも嬉しい話だ。
来たる人もいれば去って行く人もいる。
あいつは僕のブログを読んでいるのかな?
「読まない。」って言ってたな、たしか。
たまには気になって読むかもしれないな。
まぁ、どっちでも構わない。
彼女もまたいつの日にか「気付き」があって戻ってくるかもしれないよ。
そのときは二人で、両手を広げて受け入れてやろうな。
DOORSのJim Morrison
この人は堕天使だな、きっと。