大阪アメリカ村の老舗 THAMEL の女店主にして、レゲエとヘンプ、愛と平和の伝道師

昨年の秋に高津宮で催された「麻」のマーケットで久しぶりに会ったね。

少し痩せて、心持ち顔色が良くないなって感じたけれど、

兎に角、彼方へ行ったり此方へ来たりと忙しい人だから、ちょっと疲れでも溜まっているのかな?ぐらいに思っていたんだよ。

僕のところにはRICAが知らせてくれました。RICAには ”SLOW TURTLE” のハルさんから。

夏に見つかったって言うじゃない。あのときには、もう知っていたんだね。

それなのに、僕のことを気にかけて、いろいろ話してくれたね。

訳あって、お通夜もお葬式にも行けない。こんなのばっかりだよ、僕は。

いい加減、自分で自分が嫌になっちゃうけど仕方が無い。

自分で選んだことだからね。

まぁ、いいや!お葬式は苦手中の苦手だし。恥ずかしいのは分かっているけれど、大泣きしてしまうからね。

憶えているかなぁ?あのネパールで作られたウールのカーディガンさ。

ちょっと作りが悪かったんだよね。

僕は代理店的な立場だったから、作り手と買い手の間で、両方を納得させる見せ所でもあったんだけど、貴女には嘘はつけないなって感じて、ありのままを伝えたんだ。

その上で力を貸して欲しいって。

本来なら SALESMAN として失格だよね。

でも、優しく微笑んで「理解ったよ。」って言うんだから。あのとき僕は本当に自分のことを理解ってもらえたと感じたよ。

それ以来、仕事の上で上手な嘘はつかないって決めたんだ。

知らなかったでしょ。これでおあいこだよ。

身体を切ることもせずに、二日前まで働いていたんだね。本物のラスタだったね!

何という生き様だ‼︎

心が痛くて痛くてどうしようもないよ、ありがとう。

またお会いしましょう。

それでは。

数あるボブ・マーレイの曲の中から、一番SEXYなのを選んだんだ。へへ

 

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