異星からやって来たロックスターの成功と没落

高慢になれば、いつかは必ずしっぺ返しを喰らう

あれ程のスターでありながら、ボウイはいつでも謙虚だったな

最期の最後まで、英国紳士だったよ

 

ジギーはギターを弾いた

いい演奏をしたよ ウィアードとギリーとさ

火星からやって来た蜘蛛たちも一緒に

奴は左手で弾いた

けど、圧倒的だった

特別な存在だったんだ

つまり俺たちはジギーのバンドになったってわけ

 

ジギーはほんとうに歌えた

目をつりあげ、髪を振り乱して

まるで日本から来た猫みたいに

笑顔で奴らを舐め回し

みんなを夢中にさせた

ずいぶんな大物に見えたな

アレはでかくて、肌は雪で焼いたように白かった

 

それで蜘蛛たちはどこにいたんだ?

ハエが俺たちのパーティーをぶち壊しているときに

ビールだけが俺たちの救いだったよ

俺たちは奴のファンを呪った

それにあいつの生白い手を潰すべきか?

 

ジギーは時間稼ぎをした

俺たちはブードゥーだとか適当なことを言って

ガキどもはバカばかり

奴はナッズで

見た目だけは良いんだ

奴は何もかもやり過ぎた

でもな、奴はギターを弾けたんだ

 

自分のエゴを可愛がるうちに

ジギーは自意識の塊になった

ライ病者からむしり取る偽メシアみたいに

ガキどもが奴を殺してしまって

俺たちはバンドを解散しなきゃならなかった

 

ジギーはギターを弾いたんだ

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