藤城清治さんの作品が大好きです

どうして突然、藤城清治さんかと言うと

先日、若宮食堂で井上太郎と透過光と反射光の違いについて色々と話をしたからなんですが

藤城清治さんの作品は透過光を利用した影絵で、観ていると温かい気持ちになってくる

ヒトの脳と光の関係について、一般的に言われることは

透過光を見ると創造的になり、反射光を見ると分析力が増すということ

上手く使い分ければ良いということなんですが

何かを創ることが仕事の人にとっては、この「透過光」を見るということが、とても重要です

何と言うか、抽象的な表現になってしまうけれど、深いところに突き刺さるという感じかな

『余程、瞑想でも極めない限り「反射」からは逃れられない』と太郎は言ったけれど

例えば、グラフィック(二次元の作品)を観ながら、つまり反射光を捉えながら、集中力を高めていく

その作品の時代背景や作者の感情や、そんなものを頭の中で想像を膨らませていく

目の前には、ホログラムみたいに違う空間が現れて、まるで自分も登場人物の一人にならないか?

僕は「反射」というシステムから逃れる術はあると真剣に思っているんだよね

教育に置き換えれば、黒板に在る情報(反射)よりも、キャンプのような実体験、つまり体験することが透過光なんだと思う

だから教師は、黒板に文字や数字を羅列するだけじゃなくて

公式を発見した数学者や素晴らしい詩を書いた文学者

その人物の背景に迫れば、生徒は楽しめるんじゃないかな?

太郎が言いたかったことからは、だいぶんとずれてしまったかもしれないな

けれど、あの時間は貴重だったよ

いろんな気付きがあったからね

先日のパリでの同時多発テロは案の定、TVではまともに報道されていないようだ

TVから得られる正しい情報はないということに気付き、もう長いあいだ観ていない

11日からフランスとイギリスに行くと友人が言っていた

トランジットのため、ドーハにいるところまではFacebookの投稿で確認ができたけれど

其処からどっちに向って飛んだんだ

メッセージを送っても返事がない間、まるで僕もテロに巻き込まれた日本人観光客のような気分を実体験した

程なく、パリではなく西部のナントという田舎町にいるから大丈夫だよとメッセージが返ってきた

あと1週間は滞在の予定らしい

それまでに国境封鎖が解かれるといいね

 

 

 

 

 

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