”Always Lift Him Up / いつも優しく”
副題に「カナカ・ワイワイ」とあるけれど
これはハワイイの古いゴスペルのことのよう
この曲が収められているライ・クーダーの”Chicken Skin Music”は文字通りの鳥肌ものの素晴らしいアルバムで
他にもハワイイからギャビィ・パヒヌイとアタ・アイザークスの二人を招いて録音された二曲もとても良い感じ
それにフラコ・ヒネメのテックス・メックス音楽でお馴染みのボタン式全音アコーディオンが好きです
名曲”Stand By Me”も収録されていて
ライナー・ノーツでライ自身が「この曲は私にとって、いつもゴスペルに聴こえる。」と語っている
作者は名門の黒人コーラス・グループ「ドリフターズ」出身のベン・E・キングだから確かにゴスペルと言えなくもない
音楽玄人のライらしい解釈だなと思う
ハワイアン・スラック・キーとテックス・メックス(アメリカとメキシコの間)の間
今は此処が居心地が良い
ハワイイに纏わる絵を描く仕事もあるし