早くに仕上げてくれていたのにな

申し訳ない

バタバタしていたのもある

それに屋外のイベントでは、ゆっくりと見てもらえないだろう

そう思ってもいた

でも実際の大きな理由は

モチベーションを一番高い所まで持ち上げて

手放す

其処に至るまでに時間がかかってしまった

作品に触れて湧き上がってくる自分の感情を

どう取りまとめて発表すればいいのか

いろいろ迷ったけれど

結局、染めることはせず

ネームすら縫い付けない

僕はただ生地を提供しただけ

剥き出しの彼女の作品をみんなに見て欲しい

そう思うに至った

妥協の見えるような値段も付けない

今日、このことを彼女に伝えた

まだ十代

結果次第では落ち込むことになるかもしれない

何を言われても、僕は三十の半ばを過ぎていたからね

悲しいかな、手に入れた大人のフィルターを使って大人らしく対応をすればいいけれど

彼女は高知と遠い所にいるが

こちらの展示会場では彼女と同じ場所に立っておくつもり

このコラボレーションを”LIGHTHOUSE”とした経緯は前に書いた通り

灯台もそうだし、最近は「松明 Torch」いう言葉も気になる

”I’m carrying torch for you”

あなたの元へ松明を運ぶ

で、「お前を思っている、恋い焦がれている。」と、VAN MORRISONは表現している

兎に角、僕は輝くものが好きで

いつも光の在る方を見つめています

さて

この”灯台/LIGHTHOUSE”の旅路はどんな展開になっていくだろう

打てども響かぬ鐘もあれば

美しい音を返してくれる鐘も幾つかあるものだよ

それに、必ず何処かへと通ずる布石ともなるはずだし

楽しもうな

と、いつもながら大袈裟なんだけど

でも、これがコンティニューム

それでは、楽しい週末を!

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