2013年に100周年を迎えた「シャネル」
この映像は、それを記念して撮られたショート・フィルムの一部
ブランドのデザイナーを務めるカール・ラガーフェルド自らディレクションし、キーナ・ナイトレイが主演
ブランドの創始者”ココ・シャネル”
波乱万丈の人生を生きた女性です
フランス南西部オーヴェルニュ地方ソミュール生まれ
12歳で母と死別、父に捨てられ孤児院で育つ
”ココ”という愛称がついたキャバレーの歌手時代
デザインが認められ、帽子屋として就いたファッションの道
イギリス人実業家アーサー・カペルとの出会いと恋、そして彼の事故死による別れ
シャネルと言えば「黒と白」
育った孤児院の制服の色がそうだった
カペルの喪に服す
それもあっただろう
色を失ってしまった人生ではない
そのことは彼女のこの言葉が裏付けている
「黒にはすべてがある。白も同じ。その美しさは絶対的なもの。それが完璧な調和。」
黒はすべての色を吸収した色
絵具のすべてを混ぜれば黒になるからね
抽象的に言ったのではないのかもしれない
一方、白はすべてを跳ね返した色と言える
この組合せを完璧な調和と彼女が言ったのは分かる気がする
決して天才ではない
どちらかと言えば努力の人です
尊敬するデザイナーの一人
ココ・シャネルの半生を描いた伝記映画があります
アンヌ・フォンテーヌ監督
「アメリ」でご存知のオドレイ・トトゥが主演です
お勧めの良い映画です