40を過ぎて、やっと作りたいものが作れるようになってきたのかな

そう実感できることが増えてきましたよ

作品を買って頂いて得るお金が僕の明日のご飯になり、感謝する毎日です

「売る」ということが苦手な僕は

お店をお借りするという手段を選択しました

販売は販売のプロフェッショナルに任せるということ

嬉しいことは、僕が得るお金とお店が手にするお金が等しく

お買上げ頂いた方には

払った金額以上に喜びを感じて頂いているということ

理想です

一つの作品を仕上げるのに、まぁまぁ時間がかかります

先日の星野道夫さんの話になりますが

作り始めてから作り終えるまで

ずっと心を添わせながらの作業です

納得のいかないまま、次へと進むことはありません

景気の良い時代なら

こんなことは仕事にならなかったでしょうね

僕はこの時代に生まれて良かったと思っています

アトリエの玄関には、いつもこの本を飾っているのですが

これはちょっとした意思表示なんです

”ARTS & CRAFTS”

コンティニュームがポリシーとして掲げる「手仕事」の素晴らしさ

景気が悪いのですから、買う側のものを見る目は鋭くて当たり前です

未だに「景気が回復したら…」という人がいますが

景気回復を願う時期は、もうとっくに過ぎて

どう生き残るかを考えなくてはいけないときです

3.11で人々の価値観は180°転換したのです

「もの」から「こころ」へと

これを見逃してしまった人たちには、厳しい時代に既に入っています

が、何であれ「手遅れ」ということはない

気付いた人から方向転換をするべきです

今更ながらですが

ふつうに考える人なら、真っ先にやることだと思いますが

ウェブショップを立ち上げようと思います

僕の周辺には、コンティニュームの名が行き届いたと感じつつあります

次のステップとして、見知らぬ町の見知らぬ人へと

拡げてゆくのを、楽しめそうな気がしてきましたからね

なかなか時間が足りませんが、友人の協力のもと、達成したいと思います

それにしても、今年に入ってから

凄まじいスピードで時間が過ぎ去っていきます

重力の重たいところでは、時間の速度は遅くなります

反対に楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうことは、皆さんも経験があるかと思います

http://youtu.be/PCZWv5U5wJ4

ボブ・ディランの曲ですが、トレイシー・チャップマンの「時代は変わる」も良いです

ここかしこにちらばっているひとよ
あつまって
まわりの水かさが
増しているのをごらん
まもなく骨までずぶぬれになってしまうのが
おわかりだろう
あんたの時間が
貴重だとおもったら
およぎはじめたほうがよい
さもなくば 石のようにしずんでしまう
とにかく時代はかわりつつあるんだから

ペンでもって予言する
作家や批評家のみなさん
目を大きくあけなさい
チャンスは二度とはこないのだから
そしてせっかちにきめつけないことだ
ルーレットはまだまわっているのだし
わかるはずもないだろう
だれのところでとまるのか
いまの敗者は
つぎの勝者だ
とにかく時代はかわりつつあるんだから

国会議員のみなさん
気をつけて
戸口に立ったり
入口をふさいだりしないでください
傷つくのは
じゃまをする側だ
たたかいが そとで
あれくるっているから
まもなくお宅の窓もふるえ
壁もゆさぶられるだろう
とにかく時代はかわりつつあるんだから

国中の
おとうさん おかあさんよ
わからないことは
批評しなさんな
むすこや むすめたちは
あんたの手にはおえないんだ
むかしのやりかたは
急速に消えつつある
あたらしいものをじゃましないでほしい
たすけることができなくてもいい
とにかく時代はかわりつつあるんだから

線はひかれ
コースはきめられ
おそい者が
つぎには早くなる
いまが
過去になるように
秩序は
急速にうすれつつある
いまの第一位は
あとでびりっかすになる
とにかく時代はかわりつつあるんだから


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