星野道夫さんの「旅をする木」の中に、こんな素敵な話が出てきます。

南アメリカの山岳地帯を旅しているときの話なのですが、突然シェルパたちが座り込んでしまいます。

星野さんは、賃上げの為のストライキかと思ったようで、話を聞いてみると、彼らはこう言いました。

私たちは此処まで来るのに急ぎ過ぎてしまい、心を置き去りにしてしまった。心が此処に追いついて来るまで待って欲しいと。

「ものづくり」という旅然り、もちろん人生という旅を顧みたとき、このシェルパたちの言葉に心から共感してしまい、何度も読み返しました。

心と身体は同じ場所に在るのが一番良いのです。そうすれば自ずと進むべき道を歩いていけると思います。これからも前を向いて、進む方向が同じであれば、何処か道の途中で必ず出逢えるはずですね。

実際、コンティニュームを応援してくれる仲間たちとは、そうやって出逢ったのだと思います。なので、これは珍しく自信を持って言えることなのです。

そこに至るまで、5年だろうが10年だろうが、時間は苦ではありません。ただ耐える為の対象であるに過ぎませんよ。ご存知の通り、僕は「苦行僧」ですからw

http://youtu.be/xxw3vCHbVhU

going down slow / ゆっくり行こう

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