歌詞は存在していなかった
初めて聴く曲に合わせて歌うのだ
そして彼女が歌いだした…
2007年の最も衝撃的な作品だと僕は思っている
「即興」という、ある意味で危険な方法は
上手く行けば、途轍もないエネルギーを生み出す
僕などは、ある程度の計算をしながら
作り上げていくタイプなのですが
ときどき、思いのまま筆を走らせることがある
それでも、後から足したり引いたりして
作品を整えたくなってしまう
何枚も同じような絵を描いて
でも結局は最初の一枚がいちばん良かったりする
閃いたインスピレーションをもっと信じてやろうかな?
今日は、そんなことを思いながらの制作でした
千年もの間ずっとわたしは
ヴィクトリア湖の上に
横たわり
翼をつけられて飛び回り
いろんな色にもなっていたけれど
誰もわたしの名前を知らなかった
千年もの間ずっとわたしは
砂漠から逃れグアドループ島へと辿り着き
風に向かって多くの歌を作ったけれど
誰もわたしの名前を知らなかった
ビキニ諸島の周辺の海を
わたしは水のように流れ
そしてわたしは美しい銀の湖の
水の固まりの中に飛び込んだ
‘川の下手’の
水の固まりの中に
そして誰もわたしの名前を知らなかった
今わたしはみんなの中を歩き回り
みんなに歌いかけ
大きく手を広げる
そして誰もわたしの名前を知らない
わたしは歴史の広大な時間の流れの中に身を移す
だけど誰もわたしの名前を知らない
わたしは四方に吹く風の中に立っていた
わたしは四方に吹く風の中に立っていた
わたしは四方に吹く風の中に立っていた
そして誰もわたしの名前を知らない
だからわたしはまた歩きだす
そう、わたしは夜毎歩き回る
そこでわたしはまた歩きだす
わたしはあなたたちを見つめる
あらゆる人たちの素敵な顔を
あなたはわたしの名前を知っているの?
知っているの?
あなたはわたしの名前を知っているの?
あなたはわたしの名前を知っているの?
あなたはわたしの名前を知っているの?
ねえ
あなたはわたしの名前を知っているの?
教えて
あなたはわたしの名前を知っているの?
あなたはわたしの名前を知っているの?
知っているの?
あなたはわたしの名前を知っているの?