ジャコが愛したハーモニカ奏者
トゥーツ・シールマンス
「音色」とは良く言ったもので
たしかに音には色がある
ジャコが燃えるような「赤」なら
シールマンスの音は、それを鎮めるが如く「青」のように見える
ときには、その二つの色は入れ替わるようにも感じる
とにかく、良い組合せだ
昨日は深酒をしてしまい
膜を張ったような身体で目覚めた
午前中にしようと思っていた仕事を
一先ず、机の上に置いたままにして
身体を解していく
ひとつずつ滞りを取り除いては
「流れてゆく」のを感じる
気が付けば、また同じことばかり考えている
脳の中にある滞りを自覚して怖くなった
問題のひとつひとつを解決するのに
時間とエネルギーを消耗し過ぎている
神経伝達経路があちこちでシャットダウンされ
同じところをぐるぐると
堂々巡りで少しも先に進まないのは危険だな
今日晴れて良かった
曇り空なら、こうはならなかった
デューク・エリントンの作品を演奏する二人