誰がために鐘は鳴る

海流のなかの島々

日はまた昇る

武器よさらば

老人と海

アーネスト・ヘミングウェイは最も好きな作家です

漫画はあまり読まないのですが

吉田秋生さんの

カリフォルニア物語とBANANA FISHは10代の頃から

何度も読み返しています

主人公のヒース・スワンソンとアッシュ・リンクス

どちらも体制に従えないでいるところが

何となく共感できるからなのでしょう

BANANA FISH ではヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」からの引用があります

キリマンジャロは標高6,076メートル、
雪に覆われた山で、アフリカの最高峰と言われている。
その西の山頂は、マサイ語で”ヌガイエ・ヌガイ”、神の家と呼ばれているが、
その近くに、干からびて凍りついた、一頭の豹の屍が横たわっている。
それほど高いところで、豹が何を求めていたのか、
説明し得た者は一人もいない。

ヤツはなぜ
何のために
そんな高地へと
やってきたのか

獲物を追い
さまよううちに
もどることのできぬ場所へ
迷いこんでしまったのか

それとも何かを求め
憑かれたように
高みへ
高みへと登りつめ
力つきて倒れたのか

ヤツの死体は
どんなだったろう
戻ろうとしていたのか
それとも
なお高みへと
登ろうとしていたのか

いずれにせよ
ヤツは
もう二度と
戻れないことを
知っていたに違いない

アッシュ・リンクスの台詞です

ふだんは、ソファーに座って本を読むことが多い

たいていは珈琲を飲みながらです

本来は鍋敷きなのですが

これだけの大きさがあれば

柔らかいソファーの上でもカップは安定します

なかなか良い使い途です

インクが鍋の熱に耐えるか?

テストをしなければと思いつつ

後回しになってしまい…

近々、やってみよう

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