こういう仕事をしていると
イメージは頭の中に出来上がっているのに
出力が上手くいかない
そんなことが多々ある
その源は何処にあるのかと
思いを巡らすうちに
寸分の狂いもない平行の鏡に挟まれてしまう
反射が反射を呼び起こし
無限に繰り返す反復の中に閉じ込められる
そんな感じかな
上手な表現かは分からないけどね
およそ10年前に描いた絵は
このときのためだったんじゃないか?
そんな気がしてきたよ
一枚の絵の中に
三つの場面がある
”EXIT/出口”
”OUTSIDE/外界”
”The door opens into the OUTSIDE/扉を開けば外の中へ”
「外の中へ」なんて変な言葉だけど
「本来、居るべき場所」という意味で
I love you more than I can say
I’ll love you twice as much tomorrow