数日前の朝
出かけようと思い
アトリエの玄関を出たところで
カラスと出会った
マンションの通路を
こちらに向かって歩いてきた
2mほどの距離を置いて、立ち止まり
数秒の間 (たぶんね、そのとき時間は止まっていた) お互い見つめ合った
何かを交換したような気がするが
今となっては思い出せない
おそらくはその色のせいで
もしくはその知性のせいかもしれないが
現在の日本では凶の象徴のようだね
北米大陸の先住民の神話では
ワタリガラスは光をもたらし智慧を授ける者
ハイダ族に伝わる神話によると
閉じ込められていた太陽と月を解放し
天上へ配置した鳥なんだって
日本の神話にも「八咫烏/ヤタガラス」という
三本足のカラスが登場する
神武天皇に遣わされ
熊野国から大和国への道案内をした烏
コンティニュームのデザインにも
鳥は登場します
天使に見立てた鳩
それに仕草が愛らしいハチドリ
昨日、フラミンゴも描いてみたいなって思ったところ
カラスも描きたくなりました
今度出会ったときは
もう少しだけ近づいてみたい
カラスにだってカラスなりの都合もあるだろうから
困らせない程度にね
この曲の詩は
愛と音楽を探し求め
旅に疲れた彼女自身を描いているみたい
だけど、そんなことはないよ
そのカラスは元気に飛んでいった
今日も”It’s a beautiful day”でした!
それでは楽しい日曜日を‼︎ チャオ