朝のある決まった時間の地下鉄に乗ると
たいてい、僕の正面に’Q’が座っている
かなりのそっくりさんなのですが
おそらく本人は知るはずもなく
澄ました顔でいるのが面白く
こっちは朝から笑いを堪えるのに必死です
‘Q’というのは
スタートレックに登場する高次元生命体
「Q連続体」のこと
謎の多い生命体です
瞬間移動、時間移動は朝飯前
エンタープライズやヴォイジャーのクルーにとっては
ただのトラブルメーカーでしかないが
全知全能、不老不死の存在でもある
乗組員を極限まで困らせた挙句の果てに
指を「パチン!」と鳴らして
何事もなかった状態に戻すことができる
キャプテン・ピカードに悟りをもたらすことも何度か
好きなエピソードを一つ
SF作家アイザック・アシモフが考案したと語られる
陽電子頭脳を搭載したアンドロイド’データ’
感情を持たない彼は
あるときに感情チップを手に入れるが
トラウマとなる出来事があって以来
スイッチはOFFにしている
たぶん、このシーンでも
そのデータを笑わせて、みんなが驚く場面
いつからか、はまってしまったスタートレック
学ぶことも結構多い
いちばんは、まるで小学生のように熱く語るが
絶対に仲間を見捨てない
何があっても、必ず命懸けで助けに行く
だからクルーは危険なミッションに出て行けるのだ
ちなみに、この手の形は
バルカン式挨拶
”Live Long & Prosper / 長寿と繁栄を”