ネイティブ・アメリカンの世界では
「矢」というのは重要なモチーフのようです
交差する矢は「絆」を表すそうで
‘The Circle of Tipi’
‘San Ildefonso Feather’ など
コンティニュームでは、円形の絵が人気なので
交差する矢も丸くしてみた
ファームハウスに居たときに
ここまでできているのに
いつも後回しになってしまい
なかなか進まない
近いうちに’The Southwest Series’に加えたいと思います
ロビー・ロバートソンが書いた曲に
‘Broken Arrow’という作品がある
彼の母方はネイティブ・アメリカンの血が流れている
モホーク族だったかな?
10代の頃から好きで
ずっと聴いている歌のわりに
いまいち理解できずにいたが
何となく分かってきたような気がする
他の誰が君に
折れた矢を持ってきてあげるっていうんだい
他の誰が君に
一瓶の雨を持ってきてあげるっていうんだい
ほらあいつが水辺をよぎっていくよ
ほらあいつが僕の世界をさかさまにしていく
折れた矢を持っていけるのは僕しかいない
恵みの雨もね
そう思う気持ちは変わっていないよ
だから大丈夫
だだ僕のせいで
苦しい選択をしないといけない君をみるのが
少し辛いだけ
線を描く仕事もとりあえずはあと少しで終わる
この作業は刺し子と同じで
内へと内へと向かう
おそらく「反復」のせいだろう
偶然と必然についてのちょっとした考察
二日に一度会う人に
「おっ、偶然。」とは言わないだろう
一年ぶりにばったり駅のホームで会ったら?
でもそれは「1/2」か「1/365」の違いでしかない
起こるべくして起きた出来事
人生で一度しか出会わなかった人も同じ
何か意味があったはずだ
無数に存在する出会わない人は?
次の人生で出会うのかもしれないし
前の人生ですでに出会っているのかもしれない
全てが必然であるなら
そこに良いものを生み出したいな