間 ma
とも言うか
テアトロのあるマンションの南東
前は市場だったところですが
近々、5階建てのマンションが新たにできるそうだ
常々、思うことだが
マンションばかり建てずに
公園を作って欲しいな
ベランダからよく見かける光景ですが
曲がった腰で杖をつきながら
ゆっくりゆっくりと歩いていく
買い物帰りのおばぁちゃん
そこが公園だったら休憩できるのになぁって
それに遊びたくてしょうがない子どもを連れたお母さん
早く用事を済ませてお家に帰りたいでしょうが
そんなことは子どもには関係ない
そこが公園だったら、子どもを遊ばせながら
ふと、私はどうしてこんなに急いでいるんだろう？
って、冷静になれることでしょう
僕のような人間には
仕事に行き詰ったら
息抜きできる本でも持って
淹れたてのコーヒーがあればもっと良い
アトリエのドアには「公園にいます。」と貼り紙をすればいい
そんな「間」を作って欲しいものだ
岡本はそんなことが似合う町なのに
もったいない限りだ
物質的な間があれば
人は精神的にも間を作りやすい
両者は密接に関わっているからね
間は何もない空間だから
いろんなものを吸収するよ
クッションの役割を果たすんだ
それで「破壊」から守られるというわけ
スペースの話をしたものだから
”The Space Between”